表面グラフト化とは


ナノカーボン表面の官能基をベースとして、各種のポリマーを化学結合ではやすことが可能です。


グラフト化で何ができる?


ナノ粒子表面へぽりまーをグラフトすると、

  • ナノ粒子の凝集構造が破壊され、溶媒中やポリマー中への分散性が著しく向上します。
  • ナノ粒子表面の濡れ性を容易に制御できます。
  • ナノ粒子表面へ多彩な機能を付与することができます。
  • グラフト下より、ナノ粒子表面からの機能物質の溶出を防ぐことができます。

ナノ粒子表面への機能付与


ナノ粒子表面へ機能性ポリマーをグラフトすると、粒子表面へ多彩な機能(抗菌性、生物忌避性、難燃性、生体親和性)を付与することができます。

機能性ポリマーをグラフト化した、ナノ粒子を各種の高分子材料(繊維、プラスチック、ゴム)と複合化すると、機能性複合材料を得ることができます。

 

また、この様な機能性複合材料からグラフトしたポリマーが溶出しませんので、安全で安心な複合材料が得られます。


グラフト化の方法


ナノ粒子のグラフト化は大きく分けてGrafting  from法とGrafting onto法があります。